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韓国「国軍の日」 北韓の核脅威への対応能力を誇示

ニュース2022-10-03
韓国「国軍の日」  北韓の核脅威への対応能力を誇示

国防部は1日、「国軍の日」の記念日を迎え、陸・海・空軍の本部がある中部の忠清南道(チュンチョンナムド)鶏竜台(ケリョンデ)で記念式典を開催し、北韓の核に対抗する戦略兵器である弾道ミサイル「玄武(ヒョンム)」を発射する映像を初めて公開しました。
記念式では、韓国軍の先端兵器システムを説明する映像が披露され、北韓のミサイル発射の兆候を探知してから先制攻撃するまでのいわゆるキルチェーン・システム、発射されたミサイルを迎撃する韓国型ミサイル防衛システム(KAMD)、北韓から攻撃された場合に指導部などに報復攻撃を行う大量反撃報復(KMPR)の戦力を備える戦力増強計画の、いわゆる「3軸システム」について紹介しました。
このうち、大量反撃報復に関する説明のなかで、「世界最大の弾頭重量を誇る弾道ミサイル‘玄武’も含まれる」として「玄武」が発射される様子が画面に映し出され、北韓が核を使用した際に対抗する手段となる最新ミサイルの発射映像が初めて公開されました。
「玄武」は、たったの1発で北韓の地下バンカーまで無力化できる威力を持つとされ、北韓が核を使用した場合、韓国軍が報復措置で用いることができる最強の従来型兵器とされています。
一方、北韓はこの日早朝、SRBM=短距離弾道ミサイルを2発発射するなど、この1週間の間に4回もミサイル発射を繰りかえしています。

[Photo : YONHAP News]

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