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北韓軍機が特別監視線付近を編隊飛行 対抗措置への反発か

ニュース2022-10-07
北韓軍機が特別監視線付近を編隊飛行 対抗措置への反発か

北韓の軍機12機が6日、韓国軍が独自に設定した、北韓軍の動向を監視するライン「特別監視線」を越えて飛行し、韓国軍の戦闘機が緊急発進したことがわかりました。 
合同参謀本部によりますと、6日午後2時ごろ、北韓軍の爆撃機4機と戦闘機8機の合わせて12機が、「特別監視線」を超え、北韓の黄海北道(ファンヘブクト)谷山(コクサン)と黄州(ファンジュ)一帯を編隊を組んで飛行したということです。
韓国軍の関係者は、北韓軍は編隊飛行をしながら、地上に向けて射撃訓練も行ったとみられると明らかにしました。
韓国軍はただちに「F-15K」など戦闘機30機を緊急発進させ、警戒・監視に当たりましが、北韓軍機の飛行は1時間ほど続いたということです。
北韓が特別監視線付近を飛行するのは極めて異例で、最近、北韓のミサイル発射への対抗措置として行われた韓米合同訓練への反発とみられます。
合同参謀本部は、「韓米の緊密な連携のもと、北韓軍の動向を注意深く見守りながら、挑発に備え堅固な準備態勢を維持している」と話しました。

★2022年10月18日修正

[Photo : KBS News]

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