ニュース

韓半島 A to Z

主なニュース

韓日米が東海上でミサイル防衛訓練 北韓の挑発想定

ニュース2022-10-07
韓日米が東海上でミサイル防衛訓練 北韓の挑発想定

韓国と日本、アメリカの3か国が6日、韓半島東の海、東海上で、北韓の核やミサイルの脅威に対応する訓練を行いました。 
合同参謀本部によりますと、韓日米3か国、東海の公海上で、アメリカの原子力空母を中心に、北韓の弾道ミサイルの挑発に対応するミサイル防衛訓練を実施したということです。
北韓が、最近、短距離弾道ミサイルだけでなく中距離ミサイルを発射するなど、挑発の度合いを強めていることから、韓日米3か国は初めて2週連続で東海上で訓練を行い、3か国の安全保障協力を強化しました。
訓練には、韓国海軍のイージス艦「世宗大王(セジョンデワン)」(7600トン級)をはじめ、アメリカ海軍の原子力空母「ロナルド・レーガン」(10万3000トン級)とイージス艦「ベンフォールド」(6900トン級)が参加しました。
日本の海上自衛隊は護衛艦「ちょうかい」(7500トン級)を派遣しました。
3か国は北韓の弾道ミサイルの発射を想定し、標的情報を共有して探知、追跡、迎撃を行うことに重点を置いて訓練を行いました。
合同参謀本部は、「今回の海上ミサイル防衛訓練を通じて、北韓によるミサイルの挑発に対応できる作戦遂行能力や態勢をさらに強化できた」と強調しました。
「ロナルド・レーガン」を中心とする打撃群は先月23日に釜山港に入り26日から29日まで韓米海上合同訓練、30日に韓日米対潜水艦訓練を終えたあと、日本の海域に移動しましたが、今月4日に北韓が日本の上空を通過する中距離弾道ミサイルを発射したことを受けて、翌5日、再び東海に展開しました。

[Photo : YONHAP News]

新着ニュース