ニュース

韓半島 A to Z

主なニュース

米 合同軍事演習を非難する北韓に反論

ニュース2023-02-02
米 合同軍事演習を非難する北韓に反論

アメリカのホワイトハウスは、アメリカがアジアで実施している合同軍事演習が挑発行為だとする北韓の主張を否定し、アメリカは北韓に対して敵意を持っていないと反論しました。  
 
ロイター通信によりますと、ホワイトハウスの報道官は現地時間の1日、「地域のパートナーとの共同演習が挑発行為という見方を否定する。過去の慣習に完全に沿った定期演習だ」と述べました。
 
また、「アメリカ政府は北韓に対し敵意を持っていないことを明らかにしており、両国と地域のさまざまな懸念事項に対処するため、真剣で持続的な外交を目指している」とコメントしました。
 
韓国統一部の当局者も2日、核のない平和で繁栄した韓半島の実現に向け、北韓が対話の道に進むことを促すと述べました。
 
北韓外務省の報道官は2日、朝鮮中央通信を通じて談話を発表し、今月末に予定されている、北韓の核兵器使用を想定した韓米合同の机上演習「拡大抑止手段運営演習」と、規模や範囲を拡大した韓米合同の野外機動訓練などについて、「われわれとの全面対決の導火線に火をつけようとしている」と主張しています。
 
一方、アメリカの政府系メディア「ボイス・オブ・アメリカ」は2日、北韓北西部の東倉里(トンチャンリ)の「西海(ソヘ)衛星発射場」で、固体燃料エンジンの試験台を建設した去年11月と同じような工事が行われていると報じました。
 
新たなエンジン試験台が建設されれば、垂直方式のエンジン試験台と個体燃料エンジン試験台に加えて、東倉里には合わせて3つの試験台が設けられることになります。

[Photo : YONHAP News]

新着ニュース