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韓米外相が会談 拡大抑止の強化確認

ニュース2023-02-06

朴振(パク・チン)外交部長官とアメリカのブリンケン国務長官は、現地時間の3日、アメリカ・ワシントンで会談し、韓半島の非核化の原則を確認するとともに、北韓の核の脅威に対応するため、核を含むすべての兵器を活用して拡大抑止を強化することで一致しました。 
 
朴長官は会談後に行った共同記者会見で、「ことしは韓米同盟70周年を迎える歴史的な年」だとして、「同盟を、政治、軍事、経済を超え、技術や文化にも拡大していく」と表明しました。
 
朴長官は、北韓の核とミサイルの脅威について、「非核化のない平和は偽物だ。韓国とアメリカは、韓半島の真の平和を実現するため、緊密な連携を続けていく」と強調しました。
 
そのうえで、「強固な連合防衛体制を維持するなか、拡大抑止の実効性を向上させていくことにした。北韓の挑発は、いかなるものであっても、断固かつ一致した対応に直面するだろう」と警告しました。
 
朴長官はさらに、「国連による北韓への制裁を完全に履行すると同時に、北韓の違法な資金の流れを断つための努力を強化することで合意した」と説明しました。
 
ブリンケン長官は、「韓米同盟は、域内の平和と繁栄のための基軸」とし、「共同の脅威に対する防衛の約束を改めて確認した。核と通常兵器、ミサイル防衛を含め、あらゆる兵器を利用し、韓国を防衛することを約束した」と強調しました。
 
一方、両外相は、科学技術協力の改定の議定書に署名し、これにより、両国は、半導体などの中核技術や宇宙などの分野で、技術交流をさらに拡大していくことになりました。

[Photo : YONHAP News]

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