特別番組

仁川 アジア大会リポート

2014-09-22

アジア最大のスポーツの祭典、アジア大会が韓国の仁川で開かれています。
「玄海灘に立つ虹」では、アジア大会の期間中の月曜日から木曜日まで、
「仁川アジア大会リポート」と言う名前で、大会の裏話やこぼれ話をお伝えしていきます。



まずは、昨日21日に行われた、競泳男子200メートル自由形、アジア大会3連覇を目指していた韓国の朴泰桓(パク・テファン)選手(24)は、惜しくも銅メダルにとどまりました。
決勝は、朴泰桓選手と、ロンドンオリンピックで金メダル2つを獲得した中国の孫楊選手との争いとなりましたが、残り50メートルのターンで、それまで3番手だった日本の萩野公介選手がゴール寸前で2人を抜いて1着でタッチし、金メダルを獲得しました。
試合の直後、朴泰桓選手は「多くの方々が200メートルの金メダルを期待していたし、自分の名前が入ったプールで開かれた大会だったのでプレッシャーがあった。最後の25メートルで手と足が思いどおりに動かなかった。歳を取ったからだろうか」と言ってため息をつきました。



今回、アジアの45カ国が全部参加して行われますが、主要競技は韓国、中国、日本が
メダルを独占、一方でこれまでに全然メダルの取れていない国もあります。そこでそういう国のために今回、珍しい種目がたくさん採択されています。
五輪種目の28競技以外に今回は非五輪種目として9つの種目が入っています。 野球、ソフトテニス、ボウリング、クリケット、カバディ、空手、セパタクロー、スカッシュ、武術太極拳です。
特に珍しいのは、インド発の競技のカバディ。
インド発祥のスポーツ競技で、1チーム7人で,攻撃と守備を交互に行い対戦すます。
攻撃側は一人が相手陣地へ入り,「カバディ,カバディ…」と連呼しながら息の続く間に守備側の選手にタッチし,自陣に戻れば得点になります。

そしてセパタクロー。
セパタクローの「セパ」はマレー語で「蹴る」、 「タクロー」はタイ語で「(藤で編んだ)ボール」と云う意味で、セパタクローは2つの言葉の合成語であり、 言葉が示すように、ネットをはさんで足や腿または頭を使って、ボールを相手コートに返しあう競技でバレーボールに似ています。



開会式の際に、聖火リレーの最後を飾ったイ・ヨンエさんの着ていた白いユニフォーム、覚えていますか?
その胸にかざってあった361の文字。実はこれは中国のスポーツブランドの名前です。
今回のアジア大会、運営要員とボランティア2万人のユニフォームはこの中国のブランドのものです。
361は中国内に2000の地域、7800の店舗をもつスポーツブランドです。そこが今回のアジア大会では単純にユニフォームだけではなく1500万ドル以上を後援するプレステージパートナーとなっています。
ほかには三星電子、新韓銀行、大韓航空などがこのプレステージパートナーで、外国企業ではここ361だけです。
国内メーカーの第一毛織が組織委員2万人、審判陣4万5000人の正装のユニフォームを提供していますが、その支援規模はお金にすると30億ウォン程度、一方の361は29万点、124億ウォン相当のユニフォームを提供しているということです。
なんかオリンピックの時にアメリカ選手団のラルフローレンのユニフォームが実は全部メイドインチャイナだったというのと、同じような話だという気がします。

メダル順位

  • 2nd / KOR KOR / 79 / 71 / 84 / 234
  • 1st / CHN CHN / 151 / 108 / 83 / 342
  • 2nd / KOR KOR / 79 / 71 / 84 / 234
  • 3rd / JPN JPN / 47 / 76 / 77 / 200
  • 4th / KAZ KAZ / 28 / 23 / 33 / 84
  • 5th / IRI IRI / 21 / 18 / 18 / 57

総合順位 >

event event
이전
이후

競技日程

2014-10-04
  • 09:00ソフトテニスmedal
  • 09:30空手medal
  • 10:00卓球medal
  • 18:00閉会式

もっと見る +