文在寅大統領へ高い期待感　世論調査

文在寅（ムン・ジェイン）大統領のこれからの国政運営に国民が強い期待を抱いていることが、世論調査でわかりました。
韓国ギャラップは、16日から18日までの3日間、1004人を対象に、今月10日に就任したばかりの文在寅大統領の今後の国政運営の見通しについて質問し、その結果を19日、発表しました。
それによりますと、「うまくやると思う」と答えた人は87%に上り、「うまくできないと思う」の7%を大きく上回りました。
これは文在寅大統領の国政改革に対する期待感を反映した結果とみられています。
支持政党別にみますと、与党「ともに民主党」の支持層では98％、革新系の少数党「正義党」を支持している人は96％、中道系「国民の党」は86％、保守系「正しい政党」は83％、朴政権の与党だった保守の「自由韓国党」の支持層でも肯定的な見通しが55%にのぼりました。
これまでの大統領の就任2週目に行った同じような世論調査では、2008年の李明博元大統領が79%、2013年の朴槿恵前大統領は71%でしたので、文在寅大統領に対する国民の期待の高さが目立っています。