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東京オリンピック組織委会長「旭日旗禁止の要請は無視した方がいい」

入力
2019.10.25 (10:30)
東京オリンピック組織委会長「旭日旗禁止の要請は無視した方がいい」

Photo : KBS News

韓国政府が2020東京オリンピック・パラリンピックでの旭日旗使用を禁止するようIOC=国際オリンピック委員会に書簡で要請したことなどについて、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会会長の森喜朗元首相は「無視しておいた方がよい」と発言しました。
読売新聞によりますと、森会長は23日、BSフジの番組に出演し、韓国政府が東京オリンピック・パラリンピックでの旭日旗使用を禁止するようIOCに求めたことについて「政治の問題はオリンピックに持ち込んではいけない。正当なやり方ではない。無視しておいた方がよい」と発言したということです。
韓国政府はことし9月、IOCのに東京オリンピックで旭日旗の使用を禁止するよう要請する内容の書簡を送りました。書簡では「旭日旗は、太平洋戦争を含む アジア侵略戦争に使われた日本軍の旗である。現在も日本の極右団体がヘイトスピーチなどで使っている」と主張しています。
これに対して、IOCは「オリンピック期間中、旭日旗に対する憂慮が生じた場合、個別に判断し対応する」と回答しています。
一方、森会長は番組で日本を訪問中の李洛淵(イ・ナギョン)国務総理と面会したことも明らかにし、「(日韓関係を)心配しておられる。大いに激励した」と述べたということです。

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