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MBC、東京五輪中継に不適切画像で国内外から批判 社長が謝罪

入力
2021.07.27 (08:42)
MBC、東京五輪中継に不適切画像で国内外から批判 社長が謝罪

Photo : YONHAP News

韓国の地上波テレビ局MBCが東京オリンピックの開会式や試合を中継するなかで不適切な画面や字幕を使用し、国内外で批判が相次いでいます。
MBCは23日、東京オリンピックの開会式の生中継で、ウクライナ選手団が入場する際にチェルノブイリ原発事故の画像を表示するなど、不適切な編集で物議を呼びました。
MBCは中継終了後、韓国語と英語で公式な謝罪文を掲載するなどの措置をとりましたが、イギリスの日刊紙「ガーディアン」をはじめ、海外の主要メディアがこの件を相次いで報道し、国内では「国際的な恥さらしだ」とする批判が出ています。
また、25日に行われたサッカー男子、グループリーグ第2戦のルーマニア戦の中継でも、相手選手のオウンゴールで得点した際に、選手名とともに「ありがとう」という字幕を出し、波紋を呼びました。
これを受けて、MBCの朴晟濟(パク・ソンジェ)社長は26日、記者会見を開き「特定のスタッフに対する懲戒では済まない、基本的な規範意識とコンテンツのチェックシステムに問題があるものと判断される」として、「世界各国の友情や連帯、調和というオリンピック精神を損なったことに対して深く謝罪する」と述べました。
一方、専門家の間では、今回のMBCの不適切な放送は外交欠礼にあたるとして、韓流産業にも悪影響を及ぼすのではないかという懸念が出ています。
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