東京パラリンピックに出場する韓国選手団の結団式が29日、京畿道（キョンギド）利川（イチョン）選手村で行なわれました。
結団式は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、選手村でトレーニングをしている一部の選手のほか、政府高官など最小限の来賓だけが来場し、その他の参加者はオンラインで結団式に参加しました。
大韓障害者体育会のチョン・ジンワン会長は、開会のあいさつで「選手たちとともに、安全で健康で幸せな大会になれるよう最善を尽くして後押しする」と述べました。
また、金正淑（キム・ジョンスク）大統領夫人はビデオメッセージを寄せ「自身の限界を恐れず、渾身の力を尽くしてきた皆さんを見ることのできるパラリンピックを国民と一緒に応援している」として、選手を激励しました。
8月24日に開幕する東京パラリンピックに、韓国からは、アーチェリー、陸上、バドミントンなど、14の種目で計86人の選手が参加します。韓国代表チームの目標は、金メダル４つ、銀メダル９つ、銅メダル21つで、総合20位以内に入ることです。
韓国代表チームは、 競技日程に応じて8月18日から順次東京へ向かう予定です。