新型コロナウイルスの影響で、史上初の１年延期となった東京オリンピックは、8日夜、東京オリンピックスタジアムで閉会式が行われ、17日間にわたった大会の幕を閉じました。 
閉会式は、各国選手団とボランティアらが別れのパーティーをする形で行われ、各国選手が音楽に合わせて広場に出て踊り、互いの健闘を称えあいました。
韓国は選手4人、役員30人だけが出席し、旗手は、7日の近代五種男子で、史上初の銅メダルを獲得したチョン・ウンテ選手が務めました。
オリンピック旗は次の3年後、2024年開催地のパリ市へ引き渡されました。
今回の東京大会には、206の国と地域、それに難民選手団の合わせて1万1000人余りのアスリートが参加し、史上最多の33競技、339種目が実施されました。   
韓国は146人の選手が出場し、金メダル6個、銀メダル4個、銅メダル10個を獲得して総合順位16位となり、当初の目標の金メダル7個、総合順位10位以内には届きませんでした。
金メダルの数では1984年のロサンゼルス大会以来37年ぶりにもっとも少なく、総合順位10位以内に入らなかったのは2000年のシドニー大会(12位)以来初めてです。