次期大統領選　今週中にも各党の候補確定か

5月9日の次期大統領選挙を控えて、今週中にも各党の候補が事実上決まる見通しです。
最大政党「ともに民主党」を除く３党は、先週末の地域別党内選挙で次期大統領候補はほぼ決まりました。
「国民の党」は、先週末に光州・全羅南道・済州(25日)、全羅北道(26日)で行われた党内選挙で、安哲秀（アン・チョルス）氏が9万2463票のうち5万9731票、64.6％を得票し、2位の孫鶴圭（ソン・ハッキュ）氏23.5％、3位の朴柱宣（パク・チュソン）氏11.9％を大きくリードし、候補選出が有力視されています。
「国民の党」は来月4日に候補を確定します。
「正しい政党」は先週末に首都圏で行われた政策討論会で、劉承旼（ユ・スンミン）氏が評価団777人の支持を得て、578人の支持を得た南景弼（ナム・ギョンピル）氏を大きくリードしました。
「正しい政党」は政策討論会の支持率や世論調査の結果などをもとに28日に候補を確定する予定です。
「自由韓国党」は26日に全国の231の投票所で党員18万1473人による投票が行われました。
投票の結果と29～30日行われる世論調査の結果をもとに31日に候補を確定します。
各種の世論調査では洪準杓（ホン・ジュンピョ）慶尚南道知事がほかの候補を大きくリードしていて、洪準杓氏が候補に確定する可能性が高くなっています。