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最大政党「ともに民主党」 文在寅氏を大統領候補に

ニュース2017-04-03
最大政党「ともに民主党」  文在寅氏を大統領候補に

来月9日に投開票が行なわれる次期大統領選挙に向けて、優位に立つ革新系の最大政党「ともに民主党」は3日、最後の予備選挙をソウル首都圏で実施した結果、文在寅(ムン・ジェイン)元代表 (64) が総得票で過半数を獲得し、公認候補に決まりました。
ともに民主党は、党の公認候補選出に向けた予備選挙を先月27日から全国各地で合わせて4回実施しました。
その結果、文在寅元代表が得票率で57.0%を獲得し過半数を上回ったことから、決選投票を経ずに党の公認候補に選ばれました。
2位は安煕正(アン・ヒジョン)忠清南道知事で21.5%、3位は李在明(イ・ジェミョン)城南市長で 21.2%でした。
各種の世論調査で支持率トップを走る文在寅候補は、前回2012年の大統領選挙で朴槿恵氏にわずかの差で敗れて以降、2回目の大統領選挙に挑み、革新系として9年ぶりの政権奪還を目指します。
文在寅候補は、人権派の弁護士出身で盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権で大統領秘書室長を務めました。北韓とは対話路線を取るなど金大中・盧武鉉政権の融和政策を継承する立場を堅持しています。
韓国では、来月9日に投票が行われる大統領選挙に向けて各政党が党内選挙を行っており、保守系の「正しい政党」は劉承旼(ユ・スンミン)議員を、保守系第1党の「自由韓国党」は洪準杓(ホン・ジュンピョ)慶尚南道知事を、革新系で第4党の「正義党」は沈相奵(シム・サンジョン)代表を党の公認候補に選んでおり、革新系の「国民の党」は4日に公認候補を決めることになっています。

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