大統領選挙 「投票に行く」国民の10人に8人

来月9日に行われる大統領選挙について、韓国国民の10人に8人が「投票に行く」と答えたことが、世論調査でわかりました。
世論調査会社の「リアルメーター」が今月24日から26日まで全国の成人男女1500人あまりを対象に調査を行って27日、結果を発表しました。
それによりますと、大統領選挙に「投票に行く」と答えた人は、79.1%でした。
なかでも「投票に必ず行く」と答えた人は70.2%にのぼっています。
「棄権する」は18.5%、「まだわからない」は2.4%でした。
また、今回の調査結果の特徴は、これまで投票率が低いとされていた20代と30代の投票への意思が強いということです。
今回は、ゴールデンウィークの連休明けに選挙が行われますが、大統領選挙としては初めて期日前投票が導入されるため、予め投票して、連休を楽しむ若い世代が多くなるとみられ、投票率も高まる見通しです。
支持率トップの「ともに民主党」の文在寅(ムン・ジェイン)候補は20代と30代から、2位の「国民の党」の安哲秀(アン・チョルス)候補は50代以上からの支持が多いことから、今回若い世代がどれほど投票所に足を運ぶかが当選のカギとなりそうです。