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次官級人事 外交部第1次官は留任に

ニュース2017-06-07
次官級人事 外交部第1次官は留任に

文在寅大統領は6日、6部処と大統領府青瓦台の次官級人事を発表しました。
今回、発表された人事は、外交部第1次官、国防部次官、未来創造科学部第2次官、文化体育観光部第1次官、保健福祉部次官、国民安全処次官、それに次官級の青瓦台経済補佐官の合わせて7人です。
このうち、外交部の林聖男(イム・ソンナム)第1次官は、留任となりました。
これは、野党が、外交部長官候補の康京和(カン・ギョンファ)前国連事務総長特別補佐官の任命に反対していることや、大統領府青瓦台の国家安保室の金基正(キム・ギジョン)第2次長が辞任したことなどを考慮し、韓米首脳会談の準備に支障が出ないよう、外交の連続性と安定性をもたせるためのものとみられます。
また国防次官には、盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権で外交安保首席を歴任した、軍出身でない徐柱錫(ソ・ジュソク)氏を任命しました。
青瓦台の関係者は、国防部がアメリカの高高度迎撃ミサイルシステム「サード(THAAD)」の発射台の追加搬入の内容を、青瓦台への報告文書から意図的に削除していた問題で、軍の改革が求められるなか、改革を進める適任者とみられるためと説明しています。
次官級人事は、先月21日と31日に続いて、これまで合わせて13人となりました。

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