選挙運動スタート　次期大統領選挙

韓国では来月9日の大統領選挙に向けて、17日から選挙運動が始まりました。
革新系の最大政党「ともに民主党」の文在寅（ムン・ジェイン）候補は午前0時に公開した動画像で「統合」を強調しました。
文在寅候補はこの日、保守の地盤の大邱（テグ）を訪問し、統合を訴えることにしています。
中道系の「国民の党」の安哲秀（アン・チョルス）候補は午前０時に仁川港の海上交通管制センターを訪問し、「安全な国を作っていく」として支持を訴え、選挙戦を開始しました。
旧与党で保守系政党の「自由韓国党」の洪準杓（ホン・ジュンピョ）候補は、午前0時に記者会見し、保守層の支持結集を訴え、朝にはソウル市内の水産物市場を訪れました。
また、保守系の「正しい政党」の柳承敏（ユ・スンミン）候補は、ソウル市内の総合防災センターを訪問、「国家の基本的な役割は国民の生命を守ることだ」と強調し、革新系の「正義党」の沈相奵（シム・サンジョン）候補は、ソウルメトロの地下鉄労働者に会い、「労働者が正当な待遇を受ける国を作っていく」として支持を訴えました。
選挙運動期間は投票日前日の来月8日までで、投票日の来月9日は午前6時から投票が始まり、午後8時に締め切られ、即日開票されます。