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大統領候補の支持率 文氏が安氏大きく引き離す

ニュース2017-04-28
大統領候補の支持率 文氏が安氏大きく引き離す

5月9日に投開票が行われる大統領選挙で、革新系の最大政党「ともに民主党」の文在寅(ムン・ジェイン)候補が世論調査で 支持率40%以上で、2位の中道系「国民の党」の安哲秀(アン・チョルス)候補を大きく引き離し、優位に立っています。
調査会社リアルメーターが27日に発表した支持率調査によりますと、文在寅候補は前の週に比べて2.3ポイント低下し、44.4%となりました。
一方、2位の安哲秀候補は5.6ポイント下落し、22.8%で、2人の差は先週の18.3ポイントから21.6ポイントに広がりました。
3位は、保守系「自由韓国党」の洪準杓(ホン・ジュンピョ)候補で、先週より2.5ポイント上がって13.0%でした。これは、文在寅候補当選阻止のため安哲秀候補をいったん支持した中道・保守の有権者の一部が、洪準杓候補支持に乗り換えたためとみられています。
先週5位だった革新系「正義党」の沈相奵(シム・サンジョン)候補は7.5%で、3ポイント近く上昇し、4位となっています。
保守系「正しい政党」の劉承旼(ユ・スンミン)候補は、5.4%で5位でした。
調査は、24日から3日間、全国の成人男女1520人を対象に行われました。
調査には、調査期間中に行われたテレビ討論に対する有権者の評価が反映されたものとみられています。
28日には5回目のテレビ討論会が行われる予定です。
投票日6日前の来月3日からは世論調査の結果の発表が禁止されていることから、28日のテレビ討論は世論調査の支持率に反映される最後のテレビ討論となり、各候補は万全の態勢で臨む構えです。 

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