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第19代大統領選挙 投票始まる 

ニュース2017-05-09
第19代大統領選挙 投票始まる 

第19代大統領選挙の投票が、9日午前6時から全国1万4000あまりの投票所で始まりました。
今回の大統領選挙の立候補者は最終的に13人となりました。今回の大統領選挙は、革新系の「ともに民主党」の文在寅(ムン・ジェイン)候補が直前の世論調査でも支持率トップで勢いを維持し、支持率2位と3位の中道系「国民の党」の安哲秀(アン・チョルス)候補と保守系「自由韓国党」の洪準杓(ホン・ジュンピョ)候補が保守系の票の結集を図り、最後の最後まで追い上げをはかる構図となりました。
一方、今回の選挙は、投票率も注目されています。
今回は、大統領選挙としては初めて、本人を証明するものを示せば、全国どこででも投票日の前に投票できる期日前投票が行われ、今月4日と5日の2日間に投票を済ませた人は、有権者全体のおよそ26%に当たる1100万人あまりに上りました。
また、選挙管理委員会のアンケート調査では、回答者の87%あまりが「必ず投票する」と答え、投票率が20年ぶりに80%台に達するのではないかという見方も出ています。
投票は午後8時に締め切られ、全国251の開票所で午後8時30分から開票作業が始まります。
中央選挙管理委員会によりますと、今回の大統領選挙は、投票時間がこれまでよりも2時間延長され、期日前投票者数が1100万人あまりに上ったことから投票率は上昇するものとみられるとしています。
さらに、立候補者の数がこれまででもっとも多く投票用紙の長さが前回よりおよそ13センチ以上長くなり、投票用紙分類機の処理速度も遅くなることが予想されます。このため、当選確定は、前回よりも多少遅くなる見通しで、開票率が70-80%となる10日の未明2-3時ごろになるだろうと予測しています。

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