
平昌オリンピック期間中に北韓が韓国に芸術団を送ってくることについての実務者協議が15日、軍事境界線の板門店にある北側の施設「統一閣」で開かれています。
協議は15日午前10時過ぎから始まり、昼食をはさんで午後の会議が行われています。
協議には韓国側から文化体育観光部の李宇盛(イ・ウソン)文化芸術政策室長が、北韓側から文化省のクォン・ヒョクボン芸術公演運営局長がそれぞれ代表として出席しました。
協議では、芸術団の規模や公演日程、場所など、具体的な部分について協議が進められています。
北韓側からはモランボン楽団のヒョン・ソンウォル団長も参加しており、女性で構成されたモランボン楽団が芸術団に含まれるのではないかとみられています。
先週9日の南北高官級会談では、南北合同文化行事の開催について協議することでも合意しているため、オーケストラの南北合同演奏会も実現する可能性も出ています。
北韓の朝鮮国立交響楽団は2000年にソウルを訪れ、南北で合同演奏会をしたことがあり、2002年には韓国からKBS交響楽団が平壌を訪れて合同演奏会をしたことがあります。