
平昌冬季オリンピックに南北合同チームとして参加する北韓のアイスホッケー女子選手団が25日、韓国入りしました。
選手団は25日午前9時半ごろ、体育省関係者ら先遣隊8人とともに西側の京義(キョンイ)線陸路から京畿道(キョンギド)坡州(パジュ)の都羅山(トラサン)南北出入事務所に到着しました。
選手団は、監督と12人の選手、スタッフ2人の15人で、バスに乗って中部・鎮川(チンチョン)にある練習施設に移動し、練習中の韓国選手団に合流しました。
南北合同チームは鎮川での練習でチームワークを高めたあと、来月4日のスウェーデンとの強化試合に臨みます。
本番のオリンピックでは、来月10日にスイスと1次リーグ初戦を行います。
一方、北韓の体育省関係者ら先遣隊は2泊3日の日程で、ソウル、江陵(カンルン)、平昌を訪れ、競技場や選手団などの宿泊先、テコンドー実演団が公演する施設などを視察します。
アイスホッケーのほかに、ショートトラック、フィギュアスケート・ペア、アルペンスキー、クロスカントリーに出場する北韓の選手団は来月1日、韓国入りします。
続いて6日に芸術団が、7日に応援団とテコンドー実演団、記者団が訪問する予定です。