韓米首脳が電話会談 平昌五輪成功に向けて協力
2018-02-03

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文在寅(ムン・ジェイン)大統領は2日夜、アメリカのトランプ大統領と電話で会談し、9日に開幕する平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック大会の成功に向けて協力していくことで一致しました。
トランプ大統領は、文大統領が就任後初めて主催する大規模な国際行事である、平昌オリンピックが成功することを祈ると述べました。
これに対して文大統領は、「平昌オリンピックをきっかけに南北対話が、韓半島の平和に継続的に貢献することを望む。アメリカのペンス副大統領が開会式に出席することが、重要な転機になることを希望する」と述べ、ペンス副大統領の派遣に感謝の意を示しました。
トランプ大統領は、「3~4週間前までは、多くの国がオリンピックへの参加をためらっていたが、いまは何も恐れることはない。オリンピックの成功と安全を祈願し、韓国と100%ともにする」と約束しました。
一方、両首脳は、北韓の人権状況を改善する重要性についても協議し、脱北者の支援などを念頭に人権問題に協力して取り組んでいくことを確認しました。
トランプ大統領はこの日、脱北者6人を大統領執務室に招いて面会し、アメリカが脱北者を支援していく姿勢を鮮明にしました。
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