
平昌(ピョンチャン)オリンピックの開催を祝って、北韓の芸術団が江陵(カンヌン)とソウルで行う公演には、韓国の歌も多く入っているもようです。
統一部が2日、明らかにしたところによりますと、北韓は、韓国側が提案していた公演の名称と時間、場所に同意すると、2日夜、通告してきました。また公演の具体的な中身は後で連絡してくるが、韓国の歌が多数含まれていると伝えてきたということです。
韓国側は、北韓芸術団の公演名称について「平昌冬季オリンピック・パラリンピックの成功を祈る三池淵(サムジヨン)管弦楽団の特別公演」とすることを提案したほか、公演の時間と場所については、開会式前夜の2月8日午後8時から江陵アートセンター師任堂(サイムダン)ホールで、2月11日午後7時からソウルの国立劇場ヘオルム劇場で、それぞれ90分ずつ公演することを提案していました。
北韓芸術団のチケットは2日正午から3日正午にかけての24時間に抽選で無料配布されており、チケットへの応募をインターネットとモバイルサイトで受け付けたところ、1060人定員の公演に応募者が6時間で10万人も集まるなど爆発的な人気を得ていて、国民の高い関心が浮き彫りとなっています。