
平昌(ピョンチャン)オリンピックに向けて韓国と北韓が結成したアイスホッケー女子の南北合同チームは、4日午後6時から仁川 (インチョン)の仙鶴(ソンハク)競技場で、スウェーデンとの強化試合に臨みます。
南北合同チームの強化試合は初めてで、オリンピック史上初の南北合同チームであるだけに高い関心が寄せられています。
南北は、先月20日にアイスホッケー女子の南北合同チームを結成することで合意し、北韓の選手らが先月25日に韓国入りし、韓国の選手と合流して練習を続けてきました。
合同チームは、南北の選手らが呼吸を合わせるための練習時間が絶対的に足りないだけに、今回の強化試合が、世界ランキング5位の強豪スウェーデンを迎えて戦略を練る良いチャンスになるものとみられています。
スウェーデンは、平昌オリンピックの1次リーグ第2戦で対戦する相手でもあります。
南北合同チームは、韓国の選手23人と北韓の選手12人の合わせて35人ですが、試合に出場できるのは22人と決められています。この枠の中に北韓の選手を少なくても3人入れることに南北が合意しているため、どのようなラインナップになるかにも注目が集まっています。
南北合同チームは、今月10日に江陵(カンルン)ホッケーセンターで、まずスイスとの1次リーグ初戦を戦います。