北韓芸術団 8日に江陵で公演
2018-02-08

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北韓の芸術団の公演が8日午後8時に、江原道(カンウォンド)江陵(カンルン)で行われます。
芸術団は、「三池淵(サムジヨン)管弦楽団」の玄松月(ヒョン・ソンウォル)団長が率いていて、芸術団員114人と支援スタッフの合わせて140人からなっています。
芸術団は6日、万景峰(マンギョンボン)号に乗って韓国入りし、7日午前、バスに乗って、およそ1時間離れた公演会場の江陵アートセンターに移動し、リハーサルを始めました。
午前11時40分ごろ、船に戻って昼食を取ったあと、再び江陵に移動して午後の練習に入りました。
往復2時間もかけて船に戻って食事を取ったのは、芸術団員の外部への露出を最小限に抑えるためとみられます。
午後の練習では、主にクラシックを演奏し、民謡やポップ、そして韓国歌手のイ・ソニの「Jへ」、シム・スボンの「男は船、女は港」、チェ・ジニの「愛の迷路」など80年代のヒット曲も歌いました。
夕食は、出前を取って食べたあと、練習を続け、午後9時20分に船に戻りました。
芸術団は8日の江陵公演を終えて、11日、ソウル国立劇場での公演後、北韓に戻ります。
一方、7日に陸路で韓国入りした北韓の応援団は8日午前、江陵(カンルン)選手村の国旗広場で行われた北韓選手団の入村式で、伝統楽器や管弦楽器の演奏に合わせて選手らを励ます応援パフォーマンスを披露しました。
応援団はオリンピック期間中、江原道麟蹄(インジェ)郡のリゾートホテルに滞在しながら、10日には、アイスホッケー女子の南北合同チームの試合を応援する予定です。

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