仁川国際空港第2ターミナル 平昌冬季五輪準備進む
2017-11-24

ニュース


仁川国際空港の第2ターミナルが正式オープンを55日後に控え、平昌冬季オリンピック選手団を迎える準備が進んでいます。
来年の1月18日に正式オープンする第2ターミナルは、オープンしてから間もなく平昌冬季オリンピックの選手団を迎えます。
仁川国際空港公社の関係者は、準備状況について「施設は100%準備が終わり、システム安定化や運営スタッフの教育を繰り返している」と説明しています。
公社の説明によりますと、平昌オリンピックの選手村がオープンする来年1月30日の前に、現地適応のために事前に入国する選手団や大会関係者が利用できるようにオープン時期を決めたということです。
公社は、オリンピック期間中に仁川空港を訪れる利用客は最大26万4000人に上るとみています。
特に閉幕式翌日の2月26日には、最大2万5000人あまりが空港を利用するとみられます。
公社は、選手団の入国手続きと競技場までの移動、出国手続きまで、きめ細かいく配慮しています。
オリンピック関係者の入国審査をサポートするために事前に配られるPVC(Pre-Valid Card)カードの登録をサポートするために、デスクを第1、2ターミナルの至るところに設置し、大型手荷物を受け取る場所の近くに専用の入国審査台を設けることにしました。
関係者によりますと、冬季オリンピックの場合、選手団の機材が大きく重いものが多く、入国後手荷物を受け取ってから移動する距離を最小化する必要があるということです。
また、出国手続きでも専用の出国場を設け、選手団がファストトラックを利用できるようにする予定です。
空港外の出国手続きサービス(Off the Airport Process·OAP)も提供されます。公社は、平昌選手村・江陵(カンヌン)選手村・ 江陵メディア村の3か所にチェックイン装備30台・手荷物検索用のエックス線検査装備4台・爆発物探知機2セットと、人員を配備する予定です。
また、第2ターミナルは、出入国時の待機空間を拡大し、自動搭乗券の発行など無人自動化サービスを拡大します。
バス・鉄道待合室については、第2ターミナルに統合待合室を配置し、交通センターと旅客ターミナルの距離が59メートルで、第1ターミナルの223メートルより大幅に短縮されています。
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