
平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック大会の開幕まで1日であと100日となった中、韓国は、金メダル8個、総合4位を目指しています。
開催国の韓国は、お家芸といえるショートトラックとスピードスケートを中心に、金メダル8個、銀メダル4個、銅メダル8個、あわせてメダル20個、総合順位4位を目標に掲げています。
韓国が得意とするスピードスケートやショートトラックなど氷上競技で7個、そり競技で1個の金メダル獲得を目指していて、ホームアドバンテージの利点を生かし、雪上競技でも冬季オリンピック史上初の銅メダル2個獲得という目標を立てています。
メダル獲得の可能性が最も高いショートトラック女子では、エースのシム・ソクヒとチェ・ミンジョンに大きな期待がかかっています。
また、スピードスケート女子で「氷上の女帝」として知られる李相花(イ・サンファ)も欠かせず、今大会では、バンクーバーとソチオリンピックに続いて、500メートルで3連覇に挑みます。 特にライバルの日本の小平奈緒との対決が見所となりそうです。
このほかに、スピードスケート男子で長距離看板スターの李承勲(イ・スンフン)、ボブスレーのウォン・ユンジョンとソ・ヨンウ、スケルトンのユン・ソンビンのメダル獲得にも注目が集まっています。
平昌冬季オリンピックは、来年2月9日、韓国北東部の江原道(カンウォンド)平昌、江陵、旌善一帯で17日間にわたって行われ、7競技102種目でおよそ100の国・地域から5000人以上の選手や役員が参加して熱戦を繰り広げます。