
平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック大会の開幕まで100日となる1日、ギリシャで採火された聖火が、仁川国際空港に到着し韓国に入りました。
オリンピックの聖火が韓国に来たのは、1988年のソウルオリンピック以来30年ぶりです。
これに先立ち、古代オリンピック発祥の地、ギリシャのオリンピア遺跡では24日に採火式が行われ、サッカー元韓国代表でJリーグ京都などでも活躍した朴智星(パク・ジソン)氏が韓国側の最初のランナーとして参加したほか、フィギュアスケート女子金メダリストのキム・ヨナ氏が先月31日にギリシャオリンピック委員会から聖火を受け取り、チャーター便で韓国に運びました。
韓国に無事運ばれた聖火は、フィギュアスケートの有望株、ユ・ヨン選手がトーチの火を受け継いで走り、その後、国民的司会者のユ・ジェソク氏や、スピードスケート女子500メートル3連覇に挑む「氷上の女帝」こと李相花(イ・サンファ)選手などが聖火ランナーとして参加します。
聖火は、11月1日からオリンピック開幕日の来年2月9日まで101日間にわたって、南北総人口の7500万人を意味する7500人の走者によって、オリンピック開催年を意味する2018キロをまわる予定です。