
平昌オリンピックの開催に合わせて建設が進められている、仁川(インチョン)空港と江原(カンウォン)道の江陵(カンヌン)の間の鉄道新線で、列車の営業試運転が31日から始まりました。
営業試運転は、試運転の最後の段階で行われるもので、実際に乗客が乗っていると想定して行うものです。
韓国鉄道施設公団は、7月31日から今月19日までの施設点検期間中に、高速鉄道KTXなどの列車を444回投入し、鉄道施設の性能を確認しています。
営業試運転は来月30日まで行われ、ソウル駅と江陵、仁川空港と江陵などの間で合わせて774回行われ、管制システムや設備などを点検します。
鉄道新線は年内に開通する予定で、KTXを利用すれば、ソウルから江陵までの所要時間は、これまでの5時間47分から1時間12分へと大幅に短縮されます。