USOCが平昌五輪の米国参加を改めて強調
2017-12-08

ニュース


アメリカ・オリンピック委員会(USOC)は7日、「平昌オリンピックに選手団を派遣する計画に変更はない」と述べました。
これに先立って、アメリカのヘイリー国連大使は、現地時間の6日に行われたアメリカFOXニュースとのインタビューで、「アメリカが参加するかどうかについては議論の余地がある」と述べました。
ヘイリー大使は、韓国への選手団派遣について安全を確信しているか問われると、「状況は毎日変わっており、こうした状況がアメリカ選手の安全を不確実にしている」と答えました。
この発言により、アメリカが平昌オリンピックの安全を確信できずにいるとの見方が広がり、韓国の一部メディアは、アメリカがある種の軍事衝突を懸念しているとする見方を示し、波紋を広げました。
これを受けて、アメリカ・オリンピック委員会の広報担当者は7日、声明を発表し、平昌オリンピックに選手団を派遣する計画に変更はないとしたうえで、安全上の理由から2018年平昌冬季オリンピックへの参加を見送る可能性について、「これまでアメリカ政府と話し合った事実はない」と述べ、予定通りに選手団を派遣する考えを示しました。
アメリカのホワイトハウスと国務省も、現地時間の7日、「アメリカは韓国で開かれる冬季オリンピックへの参加を楽しみにしている」としています。
開幕まであと数か月となっているなか、オリンピック・ムードを盛り上げることが課題となっています。
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