平昌の宿泊施設 法外な料金を引き下げへ
2017-12-12

ニュース


来年2月に開かれる平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックをめぐって、会場周辺の都市で、宿泊施設の大会期間中の宿泊料金が過度に値上がりし、客足が遠のいていることから、宿泊施設が料金を下げているもようです。
会場周辺では、通常の数倍の料金を提示していた宿泊施設200か所あまりが、最大で、当初設定していた料金の半分にまで値下げしました。
特需を当て込んだ「オリンピック相場」が客足を遠のかせているという非難の声が高まり、実際に予約の問い合わせが大きく減ったことが背景にあるとみられます。
また、江陵(カンルン)市が最近開設した宿泊施設の情報システムも料金の引き下げに一助したとみられます。
この情報システムは、江陵の宿泊施設579か所の料金や空室状況が一目で確認できます。
江陵市は、法外な料金を設定している宿泊施設に対しては、建築、消防、衛生などの一斉点検を行うほか、税務調査を依頼するなど引き続き料金の引き下げを誘導していくとしています。
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