
2018年平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックの開幕がおよそ1か月後に迫るなか、大会入場券の販売率が60%を超えました。
組織委員会が24日に明らかにしたところによりますと、21日の時点で、平昌冬季オリンピックの入場券が、目標としていた107万枚のうち65万5000枚が売れ、販売率は61%となったということです。
来年2月9日に行われる開会式の入場券の販売率は67%となっています。
また、パラリンピックの入場券販売率は37%だということです。
組織委員会は、先月1日にスタートした聖火リレーが全国をまわり、累計の参加者数が80万人に達したことや、文在寅(ムン・ジェイン)大統領をはじめ広報大使らの活躍、大会ライセンス商品の人気などにより、大会開幕が近づくにつれて国民の関心が高まっているためと分析しています。
また、高速鉄道KTXの開通により宿泊問題が緩和されたことも背景にあるとみています。