
平昌(ピョンチャン)オリンピックの聖火リレーが、19日から、韓半島を南北に隔てる軍事境界線近くを自転車で巡るコースに入りました。
自転車による聖火リレーは、二つの輪で走る自転車のように、南北が分断の痛みを乗り越えて平和なオリンピックを実現させようという願いが込められています。
聖火をかかげた自転車隊は、19日朝、軍事境界線に近い京畿道坡州(パジュ)市にある南北出入事務所を出発し、26日にかけて京畿道と江原道の軍事境界線沿いの122キロを走って、7か所に置かれた聖火台をリレーします。
この自転車聖火リレーには、非武装地帯で任務についている韓国軍兵士や、韓国戦争に参戦した元韓国軍兵士や元国連軍兵士らも参加します。