米議会 平昌五輪を支持する決議案を提出
2018-01-30

ニュース


来月9日に開幕する平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックを前に、アメリカ議会上院と下院で、現地時間の29日、平昌冬季オリンピックを支持する決議案がそれぞれ提出されました。
アメリカ上院と下院が揃って海外で開かれるオリンピックの成功を願う決議案の採択を進めるのは異例のことで、強固な韓米同盟にもとづき、同盟国である韓国で1988年のソウルオリンピック以来30年ぶりに開かれる平昌オリンピックに対する全面的な支持を表明するためのものとみられています。
決議案は、上院、下院とも、平昌冬季オリンピックの成功を祈願するとともに、今回のオリンピックが韓半島の平和と安定の実現に貢献することを願う内容となっています。
このうち、上院に出された決議案は、「平昌冬季オリンピックが平和のオリンピックとなるよう、アメリカは同盟国として最大限支持する」としたうえで、「平昌冬季オリンピックが、北韓が韓半島の非核化に向けた交渉に乗り出すようにするうえで貢献することを期待している」としています。
下院に出された決議案では、「韓国の同盟国として、平昌冬季オリンピックを支持する。韓半島と北東アジア、さらには世界の平和と繁栄に貢献する平昌冬季オリンピックの重要性を認識している」としています。そのうえで、「平昌冬季オリンピックの準備と開催の過程における韓国政府、韓国国民、そしてオリンピック組織委員会の成功を祈る」としています。
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