
文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、8日の夕方、平昌冬季オリンピックに合わせて韓国を訪れたアメリカのペンス副大統領と会談しました。
また文大統領は、「北韓の南北対話での態度に変化がみえている」として、
「オリンピックが北韓の核問題解決につながるよう、多角的な対話努力が必要」だと強調しました。
一方、ペンス副大統領は、「北韓が、核・ミサイル計画を完全かつ不可逆的に放棄するまで、最大限の圧力をかけるために、共に努力していく」として、両者の間の温度差を感じさせました。
大統領府青瓦台の高位関係者によりますと、文大統領は、今回米朝会談については触れていなかったということです。
一方、ペンス副大統領は、9日は開会式への出席に先立って、2010年に西の海、西海で起きた、北韓による韓国海軍の哨戒艦沈没事件の展示館を訪れ、脱北者と面会します。