北韓IOC委員 「2021アジア大会、南北共催は可能」
2018-02-20

ニュース


北韓の張雄(チャン・ウン)IOC委員は20日、2021年に予定される冬季アジア大会を北韓と韓国が共同で開催できる可能性があるとの考えを示しました。
韓国からの帰途、北京首都国際空港で聨合ニュースの記者に対して述べたものです。
張委員は、平昌冬季オリンピックの会場がある江原道(カンウォンド)の崔文洵(チェ・ムンスン)知事が数日前、2021年アジア冬季競技大会の南北共同開催を提案することを検討中だと明らかにしたことについて、「十分可能なことだ。アジア大会は開催を希望する国が少ないため、オリンピックより誘致しやすい」と述べました。
崔知事が、北韓の馬息嶺(マシンニョン)スキー場を大会の会場として利用する可能性に言及したことについても、「提供できる」と述べました。
張委員は、今回の平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックに対する評価を聞かれると、「満点のオリンピックだ。同じ民族同士の融和により、すばらしい大会となった」と述べました。
張委員は4日に韓国入りしましたが、現地の厳しい寒さの影響で体調を崩し、予定を早めて18日に韓国を出発、2日間北京に滞在したあと、20日に北韓に戻りました。
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