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ライフスタイル

お金の話 その4 韓国の領収書の不思議

2013-09-16

お金の話 その4 韓国の領収書の不思議
恥をかかない「韓国マナー」、お金の話をいろいろとしてきましたが
今日は韓国の領収書にまつわる不思議をいろいろとご紹介しましょう。
山田さん、今日は自宅近くのパン屋さんでお買い物です。
お気に入りのパンを選んでレジに持って行きました。

レジ娘   いらっしゃいませ。食パンとカレーパンなど合計5個で
      3500ウォンです。
      ポイントカードをお持ちですか?
山田さん  はい、ポイントカードです
レジ娘   ポイントが1000ウォンありますね。使いますか
山田さん  いや、そのまま貯めておいてください。
      それから、はいカードです
レジ娘   カードでお支払いですね
      こちらにサインお願いします
      レシートいりますか?
山田さん  レシート?そりゃあいるでしょう???!!!


大きなデパートやスーパーは別として、町のパン屋さんや薬局、そして
食堂などでもレジでお金を払った後でレシート、領収書いりますか?
と聞かれることがあります。あるいは最初からお釣りだけでレシートを
くれないところもあります。

なぜでしょう?お店の人が売り上げをごまかそうとしているのでしょうか?
そんなことはありません。面倒臭がりの韓国人、特にサラリーマンなどは
レシートをもらってもそのままポイと捨ててしまうことが多いので
最初からいらないなら店のほうで捨てますからと言う意味で
レシートはいるかと、たずねてくるのです。
お店の中にはレジのところに、お客がレシートを捨てていく箱を
置いてあるところもあります。

お客にそのような行動をさせる理由の一つが韓国のレシートの大きな、長さに
あると思われます。スーパーで買い物をしてもらったレシートが30cm近くの長さ
になっていることがあります。それも数字が書いてあるのは上の半分くらいだけ
下のほうにはなにやら分けの分からない韓国語が書いてあります。
さらには2枚も3枚もあることもあります。

これは何かというと、買い物をした金額の他にポイントカードの点数の累計、
さらには割引クーポンなどのクーポン番号などがついているのです。
そのため日本に比べるとやたらと長いレシートをもらうことになります。

ということで「恥をかかない韓国マナー」、韓国でお買い物をしてレジで
レシートいりますかと聞かれたり、あるいはレシートをもらえなくても
驚かないでください。決して悪気があるわけではないのです。
そしてレシート下さいといえばもらえますから、遠慮しないでもらって
ください。品物の返品などのときには、レシート必要ですから。

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