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ライフスタイル

お見舞い その1

2013-11-04

お見舞い その1
恥をかかない韓国マナー、今週からは韓国でのお見舞いに関するマナー、習慣を
ご紹介していきましょう。
それではまず韓国企業に勤める山田さんと、金さんの会話からです。

金さん  山田さん、李課長が盲腸炎で入院したそうですよ。
山田さん それは大変だ。お見舞いに行かないといけませんね。
金さん  そうですね。今日、仕事が終わったら病院に寄ってみましょう。
     お見舞いは花屋さんに電話して病室に直接とどけてもらいましょう。
     蘭は直接持っていくと重たいですからね。
山田さん お見舞いに蘭ですか?蘭の花束?
金さん  何言ってるんですか、お見舞いには蘭の鉢植えですよ
山田さん 蘭の鉢植え?!


日本では根がつくといってお見舞いにはタブーの鉢植えが韓国ではお見舞いに
使われます。特に会社の取引先やお世話になった目上の方など、偉い人になるほど鉢植えが送られます。
ですから、韓ドラを見ていても大企業の会長の病室なんていう設定では必ず病室にたくさんの蘭や松などの鉢植えや盆栽が置かれています。

緑を見て早く回復してくださいという意味でしょうか。
またお花のほかには果物、あるいは飲み物が多いようです。
最近はソウルの大病院では病院内に大きなスーパーがあり、そこでお見舞い用の
果物の詰め合わせ、あるいは缶ジュースやビン入りジュースのセットなどが
売られています。

そしてもっとストレートなのが、封筒に入った現金をお見舞いとして
渡すこともあります。これは特に親戚などが渡すことが多いようです。
入院費の助けにしてください、という意味です。

ということで「恥をかかない韓国マナー」、韓国では病気のお見舞いの際に鉢植えの蘭の花を持っていきます。

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