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ライフスタイル

贈り物1.

2013-12-02

贈り物1.
今月は韓国の贈り物と関連したマナーをご紹介して行きましょう。
それではまず留学生の鈴木君とお友達の金さんとの会話です

鈴木君  金さん、相談があるんだけど
金さん  何?
鈴木君  もう年末のお歳暮の時期なので、
     こちらの大学の保証人になってもらっている
     知人の李さんに贈り物をしたいのだけど
     何がいいかなあ。
金さん  鈴木君、もう少し待って年が明けてからにしたら。
鈴木君  えっ、新年のお年始にしろってこと?


日本ではお中元とお歳暮の時期に、お世話になった方に贈り物をする習慣がありますよね。
韓国も同じように一年に二度、お世話になった知人や親戚、先生などに贈り物を
する習慣があります。
ただし時期は少し違います。
韓国の場合、国をあげて故郷へと民俗大移動を行う秋夕と旧正月の前に行うのが
普通です。

秋夕は旧暦の8月15日ですから、その2,3週間前から贈り物をします。
また同じように旧暦の1月1日、旧正月の前にもやはり贈り物をします。
このように故郷に帰省し、家族で過ごす名節の前に贈り物をするので、
当然、その中味は食品が圧倒的に多くなります。
秋夕や旧正月に召し上がってくださいという意味になります。
また相手が親戚なら秋夕や旧正月の当日に、挨拶に行くときに持っていくということもあります。

贈り物とする食品としては秋夕や旧正月の祭礼の時に使えるようなカルビ肉のセットやチョギなどの魚のセット、あるいは果物の詰め合わせです。

また最近では日本のお歳暮の時期と同じくらいの時期に贈り物をすることもあります。でもそれはクリスマスプレゼントです。

ということで「恥をかかない韓国マナー」、韓国では日本のお中元、お歳暮の代わりに、お世話になった方には旧暦の8月15日にあたる秋夕の前、そして旧正月の前に行うのが普通です。

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