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ライフスタイル

ご近所づきあい その2.

2014-02-10

ご近所づきあい その2.
今月は韓国のご近所づきあいについてご紹介しています。
日本とはちょっと違った、最近の韓国近所づきあい事情について
お話します。
まずは駐在員の山田さんが、会社で同僚の金さんに引越しの相談をしています。

金さん  山田さん、ご家族はいつ来るんですか?
     いよいよホテル住まいを終えてアパートにお引越しですね。
山田さん ええ、それで相談なんですが、引越しの挨拶というのはご近所に
     するんですか?
金さん  アパートですよね。それにたしか、山田さんのところ
小さいお子さんもいましたよね。
     それなら両隣、そして下の家は絶対に挨拶に行ったほうがいいですよ
山田さん 下の家ですか?
金さん  ええ、小さい子供がいるとどうしても家の中で飛び跳ねたりするじゃ
     ないですか。すると韓国のアパートでは下の家から苦情が来ることが
     多いんです。ですから。事前にお餅か菓子包みでも持って挨拶に行って
     おくといいですよ。
山田さん なるほど。


両隣の家、あるいは前の家というのはエレベーターの乗り降りの際、あるいは
宅急便のお届けなどという時に結構顔をあわせることが多いものです。
ですから、ここは挨拶をする際の一番のポイントです。

そして下の家、これは小さいお子さんのいるお宅には是非お勧めしたいところです。
私も子供たちが小さい時には、本当に涙が出そうになるくらいに苦情をもらいました。子供たちが部屋の中で遊んでいるだけで、うるさいと言われます。
また中には掃除機をかけるだけでうるさいといわれることもあります。

韓国のアパートは日本のマンションに比べて防音がよくできていないのか
確かに隣の家、そして上の家の音が良く聞こえます。
また最近では室内のインテリアを改装するときには、アパートの同じ階、そして
上下の家全体の同意を得るようになっています。一軒、一軒、同意のサインを
もらわないとアパートの管理事務所で工事を許可してくれないのです。
まあそれだけインテリア工事の場合、韓国ではドリルをつかったりするので
大きな騒音が起きます。中にはアパート全体に騒音が鳴り響くこともあります。 そこでそういう工事の場合は、いつからいつまで工事をします。というように工事の日程もエレベーターの中などに貼りだしておきます。

恥をかかない「韓国マナー」、韓国のアパート暮らしでご近所づきあいといえば
お隣さん、あるいは前の家。そして上下の家です。特に小さいお子さんのいるお宅は下の家にも十分なお気遣いをお忘れなく。

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