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ライフスタイル

新学期学校では その4

2014-03-24

新学期学校では     その4
韓国は3月の新学期なので、今月は学校と関連したいろいろな習慣をご紹介しています。留学生の鈴木君にお友達の金さんが日本語の先生のアルバイトの話をもって
きました。

金さん 鈴木君、そろそろ韓国にも慣れた頃でしょうから、アルバイトに日本語の
    先生をしませんか?
鈴木君 いいですね。相手はどんな人ですか? 大学生とか?
金さん いいえ、大企業の部長さんなんですが、今度日本の大阪支店に転勤に
    なるので、行く前に少し個人レッスンを受けたいって。
鈴木君 いいですよ。大企業の部長さんなら忙しいだろうから、週末くらいしか
    できませんね
金さん とんでもない。出発までの1ヶ月間、週に5回、毎日朝7時に会社の
    方に来て欲しいということです。仕事を始める前にやりたいと。
鈴木君 週に5回、毎朝7時ですか?!


韓国人の勉強の仕方は短期集中型が多いといえます。例えば街の英語教室や
日本語教室でも週に1回などというクラスはほとんどありません。週に3回は普通
中には週5回にプラス、週末までの毎日などというクラスもあります。特に夏休みや冬休みなどには大学生たちはこういう教室に通い、集中的に語学を勉強し
TOEFL TOEIC、あるいは日本語能力試験などの資格試験を受けます。

このような短期集中的な勉強スタイルは小学生などでも同じです。
例えば、テッコンドやピアノなどの技術を習得するようなものは、少なくても週に3回、毎日などいうのもざらです。お母さんたちも多ければ多いほど好む傾向があります。特にスポーツや音楽・美術などのような分野は子供の頃に集中的にやらせてみて、才能があればそのまま大学を目指してその分野に集中させるものの、ダメと分かれば中学生になればスパッとやめて受験勉強、学習塾に切り替えるという
ことになります。

さてそういう習慣は社会人になっても変わりません。社会人相手に語学を教える場合も、週に2回、3回というのはよくあることです。そのくらいしないと忘れてしまうというのが、韓国人の考え方です。また勉強する時間は早朝、あるいは仕事が終わった後など、さまざまです。

恥をかかない「韓国マナー」、韓国では特に語学の勉強は短期集中型が好まれます。
週に1度の1年コースではなく、週に5回通って3ヶ月で終了するコースが好まれるのです。そしてそれは小学生のピアノ教室から、大学生の TOEFL受験コース、そして大企業の部長さんの日本語の個人レッスンまで皆、同じです。
あくまでも細く長くではなく、太く短くが好きな韓国人です。

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