先週の金曜日が韓国ではチョボクと言う、今年最初の土用の牛の日でした。
そして多くの人が参鶏湯を食べました。
ところがご主人や彼氏には手羽の部分は食べさせないようにという話があるんです。
どうしてなんでしょう?
留学生の山田君とお友達の金さんが参鶏湯を食べています。
山田君 やはりチョボク、土用の牛の日には参鶏湯が一番ですね。
金さん スタミナつけるには一番よね。
でも鶏肉は山田君、彼女と食べる時には気をつけることが
一つあるのよ
山田君 何ですか? 気をつけることって
金さん 韓国のことわざに「鶏の羽を食べると浮気をする」というのが
あるのよ。
山田君 それでなんだ。この間、テレビを見ていたら婿に
参鶏湯の手羽の部分を食べないようにと言っている
義母さんがでてきましたよ。
まあ、単なる迷信と言ってしまえばそれまでですが、
韓国のことわざには「鶏の羽を食べると浮気をする」というのがあります。
羽を食べると飛んで行ってしまう、つまり他の人のところに行ってしまう、
浮気をするというように連想したのでしょう。
しかしこの言葉、医学的な意味も含まれているのだと、ある医師はコラムに書いて
いました。何かというと、羽の部分にいちばんよく含まれているコラーゲンは
お肌に良く、老化を防ぐ作用もあるというのです。そこでコラーゲンを食べて美しく・若くなって浮気をするというように解釈できるというのです。
ということで「恥をかかない韓国マナー」、韓国には「鶏の羽を食べると浮気をする」ということわざがあり、彼氏や夫、婿殿には手羽の部分は出しません。