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ライフスタイル

ジャパグリ

2013-05-21

玄海灘に立つ虹

ジャパグリ
即席めんの「ジャパゲティ」と「ノグリ」をミックスさせて食べる「ジャパグリ」が流行しています。ネット上では、各自のオリジナルジャパゲティの作り方が次々に紹介され、それに対して試作レポートも上げられています。
韓国風中華めんの代表格である「ジャジャン麺」を即席めんにした「ジャパゲティ」と、太めの麺が人気の「ノグリ」を混ぜて作る「ジャパグリ」は、同即席めんを販売している「農心」のホームページで2009年に紹介されて以来、一部のマニアの間ではおなじみの食べ方となっていました。それが、今年2月に人気バラエティー番組「パパどこ行くの」に登場してから一気に話題となり、連日ブログなどでバラエティーあふれる「ジャパグリ」の作り方が紹介されています。
韓国の食文化においては生めんよりも即席めんが主流となっており、即席めんとはいえ奥深い世界を持っています。「粉食店」と呼ばれる簡単な食事を提供する飲食店では、即席めんがメニューに掲げられていますが、これも店ごとのオリジナルレシピがあるため、即席めんとはいえそれぞれの店で味や風味が違います。「ジャパグリ」も、1種類の麺を茹でたり、2種類の麺をブレンドしたり、トッピングに卵や海苔、胡麻など加えてみたりと、人それぞれの楽しみ方を生み出しています。
このようなブームにより、大型スーパーでは、「ジャパゲティ」と「ノグリ」の売り上げが急上昇しました。これまで韓国の即席めん市場では「辛ラーメン」が30年以上トップをひた走って来ましたが、ロッテマートでは3月から4月にかけて「ジャパゲティ」と「ノグリ」が「辛ラーメン」を抜いてそれぞれ1位と2位にランク。ホームプラスでも同様の現象が起きています。数年前の「白いスープのラーメンブーム」でも超えられなかった壁を「ジャパグリ」が超えたことから、今後、即席めんの多様化が進むのではないかという見方も出てきています。

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