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ライフスタイル

第27話 青少年有害指定?

2008-12-08

玄海灘に立つ虹



東方神起のヒット曲「呪文(じゅもん)-MIROTIC-」が青少年に有害な曲に指定されました。
保健福祉家族部傘下の青少年保護委員会が、全体的な歌詞の流れが扇情的だとして、「呪文(じゅもん)-MIROTIC-」を青少年に有害な曲に指定、先月27日付で韓国政府の官報に指定が告示されており、今月4日から発効しました。
青少年に有害な曲に指定されると、この曲が収録されたCDは19歳未満への販売が禁止となり(CDに「19歳未満販売禁止」というシールが貼られる)、平日の午後1時から10時、週末の午前10時から午後10時は、テレビやラジオでの放送もできなくなります。
ただ、東方神起の所属事務所のSMエンターテイメントではこの指定を受け、歌詞の一部を修正したバージョンをつくることにしているので、そうなればテレビやラジオの放送には問題がないものと思われます。
「呪文(じゅもん)-MIROTIC-」のほかにもピ(Rain)の「Rainism」など、先月だけで33曲が青少年有害指定を受けました。青少年保護委員会は、最近のK-POPの歌詞がどんどん扇情的になっていることから、厳しい基準を適用したとしています。
「呪文(じゅもん)-MIROTIC-」で問題となった歌詞は、『血管を伝って流れる数億個のぼくのクリスタル』『愛は何だ何だ、すでに修飾語、レッドオーシャン』などで、『クリスタル』が精子を、『レッドオーシャン』が処女膜を連想させるということです。
一般的な言葉を使っていても、全体的な流れが扇情的で暴力的なら、青少年に有害だというのが青少年保護委員会の立場ですが、基準がなんともあいまいで主観的な点が音楽界の反発を買っています。さらに「呪文(じゅもん)-MIROTIC-」が収録されたCDは今年9月に発売されたもので、すでに40万枚以上を売り上げているため、なぜいまになって指定されたのかという疑問もあります。
私たちアジュンマとしては、青少年に有害であればなんとしても子どもの目に耳に入ることを防ぎたいと思うので、今回の青少年保護委員会の有害指定には注目していますが、露骨に扇情的、暴力的な言葉がなくても青少年に有害な曲なのか、という点については人によって考えが異なるのではないかと思います。

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