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ピープル

亜熱帯の国、韓国   

2007-08-17

亜熱帯の国、韓国   
韓国の気象庁によりますと、これからは、韓国では梅雨という言葉を使わず、その代わりに“雨季”という言葉を使おうという話が検討されているんです。
これまで “チャンマ”と使ってきた言葉を“雨季”に変わるというんです。

韓国では今年の夏、ほとんどお日様を見ることがない雨続きでした。
ミ~ンミ~ンとなくセミの声もどこかむなしく、どんよりとした雨雲とはミスマッチ。そんなお天気が続く中あっという間にもうお盆も過ぎてしまいました。

韓国気象庁の発表によりますと、今月1日から13日までのソウルの日照時間は14.5時間で、1日平均ではわずか1.1時間だったそうです。
そりゃ~夏を感じないはずですよ。
そこで気象庁では、夏場に雨が降る時期を“梅雨”と呼ぶのではなく、“雨期”と呼び、区分することを推進しているそうなんです。
専門家は、この夏場の雨は、地球温暖化の影響で、梅雨が明けた後も雨が降り続く現象が続いているというのです。今現在の状況を見ますと、これは梅雨ではなく、雨季だというんですね。

気象庁は、気象学的に梅雨前線による降水と、にわか雨は全く違うものだが、一般の人たちには梅雨時に降る雨も、異常気象による雨も雨には違いなくこのままでは、気象庁に対する不満も大きくなると頭を抱えているそうです。

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