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ピープル

第3次ベビーブームの到来

2008-02-29

第3次ベビーブームの到来
韓国では、韓国の第2次ベビーブーム世代(1979‐82年生まれ、現在26‐29歳)の人たちが子どもを産むようになったことで、出生率は2年連続で上昇し、「第3次ベビーブーム」を迎えつつあるそうです。
ちなみに、韓国戦争(朝鮮戦争)の休戦直後に生まれた第1次ベビーブーム世代(1954‐62年生まれ)と、その2世である第2次ベビーブーム世代は、出生数が他の世代に比べ10万人前後多かったんだそうです。
その第2次ベビーブームの子供たちが、子供を生み、これから2‐3年間、出生数は増え続けるものとみられています。
もうねずみ年になってしまいましたが、ここで昨年の「黄金の豚年」をおさらいしておきましょう。
去年2007年は、いのしし年でしたね。韓国ではいのしし年のことを「豚年」と呼びまして、金運のよい年といわれておりました。
さらに、昨年のいのしい年は60年に一度のスペシャルな豚年で、この年に子供を産むとお金持ちになるという迷信から、多くの夫婦が2007年に子供を生んだんです。
そう、黄金の豚年に生まれた子供は、49万7000人で、その前の年に比べ4万5000人増えたそうなんです。
韓国では、子供が1歳の誕生日を迎えますと、「トルチャンチ」という、大々的なパーティーを開くんですが、昨年のベビーブームが手伝って、まだまだ、黄金の豚好景気は続いているというんです。
トルチャンチと呼ばれるお誕生日パーティーには招かれた人たちが、赤ちゃんに金の指輪を持っていくというのが慣わしなんですが、去年は金が値上がりしましたから、その代わりにベビー用品を送る人も多かったそうなんです。
大手ショピングマートのベビー用品売り場では、前年に比べ30パーセントくらい業績が上がったところもあるようです。
トルチャンチのパーティーというのも、最近はほとんどがファミリーレストランなどを貸しきって、何十人というお客様を呼んで開くわけですが、ベビーブームのおかげで、最近では、6ヶ月前くらいまでに予約をしていないと、トルチャンチーの会場を押さえるのも難しいのが現状となっているそうです。

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