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ライフスタイル

サービスエリアのマストアイテム

2012-07-30

玄海灘に立つ虹

サービスエリアのマストアイテム
高速道路を走っている時の楽しみと言えば、サービスエリアでの買い食いではないでしょうか。韓国のSAの人気アイテムといえば、「くるみ菓子」を思い浮かべる人が多いようです。
インターネット上に「サービスエリアに行くと必ず買うもの」というタイトルの記事がアップされ、夏休みを目の前にした人々の間で「納得!」と話題になっています。この記事によると、必ず買うものナンバー1は、「くるみ菓子」。もともとは忠清南道天安市の名物で、1973年から天安三差路SAで販売されるようになりました。今ではどこのSAでもくるみ菓子が売られており、手軽に片手で食べられるということからSAの定番となっています。次いで人気なのは「チキン」「まるごと焼きじゃがいも」「ホットドッグ」などでした。「チキン」は骨なしの小さなもの(から揚げ風)がカップに入れられており、これも手軽に食べられるようになっています。また、「焼きじゃがいも」は、皮をむいたじゃがいもを焼いて、砂糖と塩をまぶしてたべるもので、こちらもSAの定番です。日本のSAでなぜかソフトクリームを食べる人が多いように、韓国のSAではこれらの食べ物が「SAと言えば…」という人気商品となっています。
これら「買い食い系」の食べ物のほかに、フードコートでの人気メニューにもサービスエリアならではの傾向があるようです。韓国道路公社の調べによると、去年SAで販売件数の多かった食事は、「安城クッパ(安城休憩所・京畿道)」「マルチュク通り牛肉クッパ(徳坪休憩所・京畿道)」「全州ビビンバ(器興休憩所・京畿道)」「横城韓牛クッパ(文幕休憩所・江原道)」「牛肉クッパ(驪州休憩所・京畿道)」の順でした。上位5位のうち、4つがクッパ、1つがビビンバです。これらは、「横川駅の峠の釜めし」のようにその土地の名物になっているというよりは、手早く炭水化物を流し込めるということで人気のようです。ほかに、「うどん」もSAの定番メニューです。
韓国は、家族で国内旅行というと、鉄道よりも高速道路を利用するのが一般的です。そのため、サービスエリアでの食事や買い食いも、韓国の人たちの共通の楽しみとなっています。これから、夏休みシーズンということもあり、「サービスエリアのマストアイテム」の記事は、休暇を楽しみにする人々の気持ちを大いに盛り上げたようです。

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