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冬休みに見たいヒューマンドラマの名作 「マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~」

#MISAの韓ドラ深読みトーク l 2024-12-24

玄海灘に立つ虹

冬休みに見たいヒューマンドラマの名作 「マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~」
韓国在住のKdramaライターMisaさんが、話題の韓国ドラマやドラマにまつわるテーマについて深く読み解き、韓国ドラマをディープに楽しむための情報を紹介するコーナーです。 

今日は「冬休みに見たいヒューマンドラマの名作」ということで、私も大好きな脚本家パク・ヘヨンの作品、「マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~」についてお話したいと思います。

今年は韓国ドラマ全体で、ロマンス作品が多かったので、なかなかヒューマンドラマのヒットがなかった。でも冬こそ、じ〜んと感動するヒューマンドラマを見たくなる季節なのでこのテーマにしてみました。

今年10月の釜山映画祭にてイ・ソンギュンが映画功労賞を受賞したことを記念する企画で、5話を映画館で上映しました。

▼「マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~」(2018)
建設会社で働くドンフンと、ドンフンの会社の派遣社員のジアン。それぞれの人生に葛藤を感じながら生きている、3人兄弟の真ん中ドンフン。若くして様々な問題を抱えて一人で孤独に生きるジアン(ドンフンの会社の派遣社員)を中心に始まる物語です。

▼韓国では自分の生き方にも影響を与えるようなお気に入りのドラマを「私の人生ドラマ」といいます。パク・ヘヨンさんの作品は、とにかく生きていて誰もが感じるちょっとした感情や葛藤を見事に言語化していて、はっとさせられるセリフや名シーンが多いので、まさに多くの人の"人生ドラマ"ではないかと思います。私も大好きな脚本家です。
*パク・ヘヨンさんの作品:「また、オ・ヘヨン」、「私の解放日誌」

▼日本での評価
日本の制作関係者たち曰く「日本だったら絶対編成されない企画。羨ましい」刺激的な事件が起こるような作品ではなく、キャラクターやセリフに共感して味わう作品という評価。

韓国で出版されたこのドラマの台本集には、なんと坂本龍一からも「何度も見たくなる名作」と推薦文が掲載されています。

▼日本ではNetflixやアマゾンプライムなどで見られるので、まだ見ていないとはもちろん、すでに見た方も冬休みにもう一度見返してみたら、また新しく感じるものがあるのではないかと思います。是非、見てみてください。

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