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第22部 ソウルは世界へ、世界はソウルへ!ソウルオリンピック

#光復80年~韓国・時代の記憶~ l 2025-08-25

光復80年~韓国・時代の記憶~

※ 今回はIOCー国際オリンピック委員会のオリンピック著作権の問題により写真は掲載されません。

バーデン・バーデンの奇跡
1981年9月30日、ドイツ、当時の西ドイツの都市、バーデンバーデンで行われた国際オリンピック委員会(IOC)総会で韓国の首都ソウルが1988年夏季オリンピックの開催地に選ばれ、韓国の人たちを熱狂させた。早くから大会招致に取り掛かっていた日本の名古屋市が有利な状況だった。韓国政府が主導し、経済界と国民が一つになって取り組んだことがオリンピックの招致につながったと評価されている。

特別だった開幕式
1988年9月17日から16日間にわたって開かれたソウルオリンピック。韓国の過去と現在、伝統文化と近代的なパフォーマンスが調和した開幕公演と大きな輪に押し棒をあてて転がす輪回し少年の登場が印象的だった。男女混成グループ「コリアナ」が歌った公式主題歌「ハンド・イン・ハンド(手に手を取って)」は平和のメッセージを伝え、大会を盛り上げた。

歴代最多国家の参加とスポーツ強国への跳躍
ソウルオリンピックはアメリカと西側諸国、ソ連と東側諸国がボイコットした1980年と1984年の大会とは違って、北韓とキューバをのぞくほとんどの国が参加した。当時としてはオリンピック史上最多国家の参加だった。韓国は金12個など合わせて33のメダルを獲得して総合4位を記録し、スポーツ強国へ向けて前進した。 

ソウルオリンピックが残した遺産と国際社会でのイメージ
東西冷戦の緊張が緩和していた時期に開かれたソウルオリンピックは脱冷戦時代を象徴するイベントとして評価され、国際社会における韓国のイメージを書き換えた。ソウルオリンピックは韓国の視線を世界へ向け、世界の関心をソウルと韓国に集めるきっかけとなった。

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