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韓国が誇るサッカー選手 ソン・フンミンさん

#韓国WHO‘SWHO l 2025-08-18

玄海灘に立つ虹

韓国が誇るサッカー選手 ソン・フンミンさん

今、ニュースやインターネットで話題になっている人物、前からよく名前は聞いているけれども一体何をしている人物なのかよく分からないという人をマルコメの視線から3つのキーワードでご紹介していくコーナーです。   


今日ご紹介するのは、イングランド・プレミアリーグ、トットナムからアメリカのロサンゼルスFCに移籍した韓国が誇るサッカー選手、孫興慜(ソン・フンミン)選手、35歳です。

父と息子

韓国の有名なスポーツ選手の成功の陰には必ず家族の存在があります。フィギュアスケートの金姸兒(キム・ヨナ)選手を支えたのは母、ゴルフの朴世莉(パク・セリ)選手に厳しい教育をしたのは父でした。
孫興慜選手の父、孫雄正(ソン・ウンジョン)さんも特別な存在です。
孫興慜選手は「父がいなければ今の自分はない」「父は人生のすべての師」と語り、強い師弟関係を築いています。父の孫雄正さんは元Kリーグの選手で、引退後はサッカースクールを運営し「基本技術の徹底」を指導理念としました。そのもとで孫選手は幼少期から6時間以上の練習を積み、14歳まで公式戦に出場せず基礎を徹底的に鍛えました。
一般的な韓国のサッカー育成システムに属さず、父の指導のみで成長したのも異例でした。
2008年に「韓日ドリームプロジェクト」で千葉に短期留学し、翌年ドイツのハンブルガーSVユースに加入、キャリアを始めました。両足で得点できる技術は、この父の指導で培われたものです。

トットナムとアジア人初

孫興慜選手は2013年にバイエル・レバークーゼンへ移籍後、2015年からトットナムで10年間プレーしました。10シーズンで454試合出場、173ゴール101アシストを記録し、歴代ゴール5位、最多アシスト1位となりました。
アジア人初の快挙も多く、2021~2022シーズンには23得点でリーグ得点王となり「ゴールデンブーツ」を獲得。2020年のFIFAプスカシュ賞、PFA年間ベストイレブン選出、プレミアリーグ通算100ゴールなど数々の記録を残しました。
2024‐25シーズンにはキャプテンとしてチームを率い、ヨーロッパリーグ優勝を果たしました。


新天地ロサンゼルス

2025年、孫興慜選手はロサンゼルスFCへ移籍しました。アメリカMLSは2月開幕、11月終了のリーグで、東西カンファレンス制を採用しています。移動距離が大きく、降格制度がない点も特徴です。
メッシの所属するインテル・マイアミとの対戦は、日程やプレーオフの結果次第で可能性があります。8月10日のシカゴ・ファイヤー戦でデビューし、途中出場で同点ゴールを演出しました。入団会見で「フットボールかサッカーか」と語った孫選手ですが、すでにユニフォームは世界で最も売れているとも報じられ、アメリカでも大きな人気を集めています。

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