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韓国の家政婦事情

#古女房と新妻のソウル嫁談義 l 2018-10-29

玄海灘に立つ虹

ⓒ Getty Images Bank

先週は韓国の保育園についていろいろと教えていただきました。でも韓国では家政婦のおばさんにみてもらうとか、ベビーシッターに見てもらうという人もいると聞きました。日本だと家政婦さんにしても、ベビーシッターにしても値段が高くてなかなか家に来てもらうというのは難しいと思うのですが、韓国は日本に比べて安いんですかね?


まず日本に比べると家政婦さんも、ベビーシッターも安いと言えます。

うちの子供が小さい頃には家政婦のおばさんというのは、だいたいが知り合いや親戚などから紹介された、子育ての終わった中年以上の韓国人のおばさんでした。それが朝鮮族といわれる韓国系中国人の人たちが韓国に自由に入国できるようになったことで、家政婦業界が大きく変わりました。

ですから私の世代では家政婦のおばさんは近所のおばさんや、親戚のおばさんでしたが、ヒマワリチーフの世代になると子育ての助けをしてくれる家政婦のおばさんはほとんどが朝鮮族のおばさんになりました。現在ヒマワリチーフのお宅に来ているおばさんも、この朝鮮族のおばさんだそうです。

ところが最近はここにさらに新しい動きが出てきました。フィリピン人のおばさんやお姉さんが登場してきました。フィリピン人の場合は比較的若い人が多いようです。そして英語も教えてくれるから良いという話も聞こえてきます。先日、大韓航空のオーナー一家が問題になった時に、会長の家のお手伝いさんがフィリピン人で、ビザを研修生用のビザで入国していたというのが問題になりました。それほど現在、フィリピン人の家政婦さんは人気のようです。

では韓国人、朝鮮族、フィリピン人の中で一番値段が高いのが韓国人、 朝鮮族とフィリピン人はそれよりも安くなります。最近はまた家政婦の紹介を専門にする会社も増えてきました。そのような会社のホームページを見ると、家事用、育児用、介護用などという風に役割が分かれています。

地方とソウルなど地域によっても値段が違うと思いますが、よく利用されているYWCAの基準を見てみると育児専用の家政婦さんの場合、通いで子供一人なら週5日で160万、週6日で170万ウォン、子供二人だと週5日で216万、週6日で236万です。一般の家政婦紹介所から派遣される朝鮮族やフィリピン人だとこの値段よりも1割から2割ほど安くなるようです。

どちらにしてもそれなりに高額ではあるものの、日本に比べればだいぶ安いと言えます。またベビーシッターについても家政婦のおばさんを時間制でお願いしているというケースが多いと思います。

韓国の乳幼児の子育ては今や、朝鮮族やフィリピン人の家政婦さんの手にかかっているというのが韓国の現状です。日本でも介護に外国人の手を借りるようになるという話がありますが、韓国では一足早くしているということでしょうか。

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